忌避剤の種類別の効果と特徴
① スプレータイプ
鳩が嫌がるとされる香り成分を噴射するタイプです。手軽に使える一方、効果の持続時間は数時間から1〜2日程度と短く、毎日のように定期的な噴射が必要になります。鳩の飛来が始まったばかりの初期段階での応急処置として活用されることが多いタイプです。
② 固形タイプ
手すりや軒下などに吊るして使用するタイプで、においを緩やかに拡散させます。スプレーよりも持続期間が長く、目安として1カ月程度効果が続くとされています。ただし雨に濡れると成分が流れてしまうものもあるため、設置場所には注意が必要です。
③ ジェルタイプ
鳩がとまる場所に直接塗布するタイプです。触覚・味覚・嗅覚の複数の感覚に働きかけるため、より強い忌避効果が期待できるとされています。持続期間も比較的長く、こまめな塗り直しが不要な点がメリットです。
④ 粉末タイプ
化学薬品を使わず、天然素材の匂いや成分で鳩を遠ざけるタイプです。代表的な素材の一つが「ヒトデ」で、サポニンという成分による独特の強い匂いが、鳩だけでなくカラスやネズミなど複数の害獣・害鳥への忌避効果をもたらすとされています。有機JAS認定を受けた天然素材100%の製品であれば、農薬や殺虫成分を含まないため、ペットがいる家庭や家庭菜園、農地などでも比較的使いやすいのが特徴です。不織布に入れてベランダや軒下に吊るしたり、飛来ポイントの近くに置いたりする使い方が一般的です。