DETAIL

自然栽培「完熟梅」使用「紀和の里梅」:伝統製法が織りなす、格別な後味
塩辛さの中に広がる果実本来のフルーティーさ、そして後を引かないすっきりとした後味。この格別な味わいは、一般的な梅干しとは一線を画す、徹底的にこだわり抜いた製法から生まれます。
樹から落ちるまで待つ「完熟梅」
原料となるのは、農薬を使わずに育てた数種類の在来種の梅。市場にほとんど出回らない「落ち梅」を使用しています。6月の収穫期、完全に熟して自然に樹から落ちた梅だけを、朝夕丹念に手作業で拾い集めます。この完熟梅こそが、豊かな果実味の源泉です。
「梅と塩だけ」の潔さ
原材料は、梅と塩、そして無農薬栽培の紫蘇のみ。本来の梅干しはシンプルなはずですが、市販品の多くは調味料や添加物で溢れています。「紀和の里梅」は、ミネラル豊富な天日塩「赤穂の天塩」を使用。この良質な塩が、梅本来の味を引き立て、味に深みを与えます。
昼夜の寒暖差で熟成させる「長期天日干し」
一般的な梅干しの天日干しが3〜4日であるのに対し、「紀和の里梅」は約1か月もの歳月をかけます。雨の降らない日は夜間も外に出し、昼夜の寒暖差で皮がしっとり、また乾くことを繰り返すことで、じっくりと味が凝縮されます。塩が白く粉を吹くまで完全に干し上げられた梅は、まさに自然の恵みそのものです。
通常の2〜5倍の「紫蘇」で本漬け
天日干しの後、無農薬栽培の大量の紫蘇と梅酢で「本漬け」を行います。使用する紫蘇の量は通常の2〜5倍。色の美しさはもちろん、紫蘇の風味が梅干しに華を添えます。紫蘇の栽培は梅以上に労力がかかりますが、手間を惜しまず大量に使用することで、鮮やかな色合いと深い味わいを実現しています。
手間暇をかけ、自然のサイクルに逆らわない伝統製法で生まれた「紀和の里梅」。一般的な梅干しとは一味違う、本物の味わいをぜひご賞味ください。
商品詳細
商品名:紀和の里つぶれ梅(減塩タイプ)
原材料:梅、塩、紫蘇
塩分濃度:12.5%
内容量:375g